オオバコ

オオバコ科

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オオバコ科の多年草で、ロゼット型で踏みつけに強い。 葉は、先の尖った楕円形であり、3~5本の明確な葉脈がある。

オオバコ

オオバコ科

英名:Chines Plantain

学名:Plantago asiatica L.

 

基本情報・生態・形態

オオバコ科の多年草で、ロゼット型で踏みつけに強い。 葉は、先の尖った楕円形であり、3~5本の明確な葉脈がある。5~10月に数本の花茎(10~20㎝)を伸ばし、円筒形の花序の下部の小花から開花する。 種子は濡れると粘着力があり、人の動きと伴って拡散する。公園、競技場、空き地、道端、ゴルフ場など広範な場所で生育し、比較的日照の少ない場所を好む。

 

発生時期

種子は秋に発生し春に生育する。多年生個体は冬期に地上部が枯死し、翌春に発生する。春~秋にかけて、長期に渡り防除の必要な雑草。

 

被害・影響

生薬として数百年にわたって利用されてきたという事実もあるが、芝にとっては強害雑草の一つ。根は深く地中に残りやすく、多年生個体は効果的に防除しないと、1~3年間以上生存する。