チガヤシロオカイガラムシ

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孵化幼虫(仔虫)は足が退化する前に、芝草の直立枝やランナーの基部に入り込み着生する。着生すると脚は退化し、ロウ物質を体表に排出して殻を作り定着する。

チガラシロオカイガラムシ

英名:Rhodegrass scale

学名:Antonina graminis Maskell

 

【生態・生活サイクル】

日本など熱帯、亜熱帯エリアを除く地域では年12回の発生といわれているが、詳細は確認されていない。熱帯、亜熱帯地域では年45回発生といわれている。

孵化幼虫(仔虫)は足が退化する前に、芝草の直立枝やランナーの基部に入り込み着生する。着生すると脚は退化し、ロウ物質を体表に排出して殻を作り定着する。

雌の体内で卵胎生を行う。単為生殖のため雄は見つかっていない。

チガヤシロオカイガラムシの被害 チガヤシロオカイガラムシ被害 チガヤシロオカイガラムシ被害 チガヤシロオカイガラムシ被害

チガヤシロオカイガラムシによる被害

 

【防除のポイント】

成虫は白いロウ物質で覆われており防除が困難なため、幼虫が発生する5月下旬~7月上旬及び8月中旬~9月中旬に幼虫対象で登録農薬を散布する。

 

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【発生消長と殺虫剤散布タイミング】

チガヤシロオカイガラムシの発生消長と殺虫剤の散布適期

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