チガヤシロオカイガラムシ
孵化幼虫(仔虫)は足が退化する前に、芝草の直立枝やランナーの基部に入り込み着生する。着生すると脚は退化し、ロウ物質を体表に排出して殻を作り定着する。
英名:Rhodegrass scale
学名:Antonina graminis Maskell
【生態・生活サイクル】
日本など熱帯、亜熱帯エリアを除く地域では年1~2回の発生といわれているが、詳細は確認されていない。熱帯、亜熱帯地域では年4~5回発生といわれている。
孵化幼虫(仔虫)は足が退化する前に、芝草の直立枝やランナーの基部に入り込み着生する。着生すると脚は退化し、ロウ物質を体表に排出して殻を作り定着する。
雌の体内で卵胎生を行う。単為生殖のため雄は見つかっていない。
チガヤシロオカイガラムシによる被害
【防除のポイント】
成虫は白いロウ物質で覆われており防除が困難なため、幼虫が発生する5月下旬~7月上旬及び8月中旬~9月中旬に幼虫対象で登録農薬を散布する。
【エンビューがおすすめする殺虫剤】
【発生消長と殺虫剤散布タイミング】