クマバチ
害虫の食害:その他(柱や軒下の木材等に穴を開けて営巣することがある)
4月頃から花が咲いている付近や、山頂、公園の空き地、 道路などの上をホバリングしながら飛行し、付近を飛ぶ昆虫や鳥などを追いかけているのをよく見かける。これはオスの縄張り行動で特に危険はない。体が大きくよく目立つことから、人に恐怖心を与えるが、性格は極めておとなしく、自ら人を襲うことはほとんどない。
// 特徴
成虫の体長は22mm内外。体は胸部と腹部の間がくびれず、ずん胴。体色は光沢のある黒色で、胸部には黄色の毛が密生する。
// 生態
本州、四国、九州、対馬、屋久島に分布する。成虫は春から秋にかけて出現し、フジやニセアカシヤなどのマメ科植物をよく訪れる。4月頃から花が咲いている付近や、山頂、公園の空き地、 道路などの上をホバリングしながら飛行し、付近を飛ぶ昆虫や鳥などを追いかけているのをよく見かける。これはオスの縄張り行動で特に危険はない。体が大きくよく目立つことから、人に恐怖心を与えるが、性格は極めておとなしく、自ら人を襲うことはほとんどない。自然界では木の枝、枯れ木などに穴を開けて営巣するが、人家の柱や梁などに穴を開けて営巣することもある。
// 防除方法
屋内に侵入してきたもの(成虫)は、窓を開けて外に逃がすか、市販の即効性のある殺虫スプレー等を直接噴霧して駆除すればよい。巣がある場合は、殺虫スプレー等で成虫を駆除した後に、巣穴を木栓等でふさぐ。(※巣が大きく被害が大きい場合は、部材の交換が必要である。