ルリチュウレンジバチ
害虫の食害:その他(幼虫がツツジ類の葉を食害)
幼虫はツツジ類(ツツジ、ヤマツツジ、サツキ、オオムラサキ、リュウキュウツツジなど)の葉を食害する。庭園や雑草地のツツジ類に大量に発生し、不快害虫として問題になることがある、年3回の発生を5~9月に繰り返す。
// 特徴
成虫の体長は約9mm内外。体色は青藍色(脚も含む)。触角は黒色。翅は暗色半透明。体は明瞭な点刻を欠き光沢がある。幼虫の体長は約20mm内外。体色は黄緑色で黒の斑紋があり、頭はオレンジ色。
// 生態
日本全土に生息する。幼虫はツツジ類(ツツジ、ヤマツツジ、サツキ、オオムラサキ、リュウキュウツツジなど)の葉を食害する。庭園や雑草地のツツジ類に大量に発生し、不快害虫として問題になることがある、年3回の発生を5~9月に繰り返す。幼虫は集団で葉を食害するため短期間に樹の一部が丸坊主になることもある。蕾も同様に食べられてしまう。
// 防除方法
庭のツツジなどから発生した場合、発生初期の幼虫が集団で集まっているときは、その枝ごと切り取って処分する。被害が広がった場合は、園芸用の乳剤等で処理する。幼虫は薬剤に弱いので、比較的容易に駆除するとこができる。屋内に侵入してくる成虫に対しては、市販の即効性のある殺虫スプレー等を直接噴霧して駆除すればよい。