発生させないことが最大のポイント「ピシウム病対策」

3.ピシウム性病害の耕種的防除方法

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///// グリーン周辺樹木の伐採・剪定

 // ベントグリーン周辺樹木の伐採や剪定によって、日照や通風を改善し、グリーン表面がなるべく早く乾くような条件を整えます

グリーンの日陰

矢印

グリーン周辺樹木の伐採

 

///// 扇風機の設置

 // 扇風機の設置も有効です。芝生表面を素早く乾かすだけでなく、表面温度を下げる効果も期待できます。ただし、局所的に乾燥しやすくなりますので注意が必要です

扇風機

扇風機

 

///// 更新作業と目砂散布

 // 定期的な更新作業や目砂散布によって透水性を改善することも効果的です

更新作業

更新作業

 

///// 土壌水分計の活用と手散水

 // 過剰な散水は控えます。スプリンクラーによる散水は最低限とし、不足している部分には手散水で対応することをおすすめします。土壌水分計を活用すると、水分状態を正確に把握することが可能になります

スプリンクラーによる散水

手散水

 

///// 適切な肥培管理

 // 多すぎる窒素施肥はピシウム性病害の発生を助長します。特に梅雨以降は窒素施肥を控え、リン酸、カリウム、カルシウム中心の施肥を推奨します

肥培管理

 

耕種的防除によってピシウム性病害の発生はかなり抑えられると考えられます。

しかし、以下のような様々な理由によって耕種的防除をやりたくてもできない場合もあるのではないでしょうか。

  樹木の伐採や剪定を行いたいが、メンバーや支配人の了承を得るのが難しい

  扇風機の設置には費用が掛かる

  十分な更新作業や目砂散布は費用も人手もかかる

  スプリンクラーによる散水だけでなく手散水も実施したいが人手が足りない

  低窒素管理と言うけれど、窒素不足は炭疽病など他の病害を誘発することも(バランスが難しい)

矢印

その結果、どうしても殺菌剤に頼らざるを得ない部分が出てくると思います。

 

それでは、次に、ピシウム性病害の化学的防除方法についてご説明します。


 

4 ピシウム性病害の化学的防除方法

5 Envuがおすすめする殺菌剤

 

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