2種類のゴキブリに対する効果比較

マックスフォース製剤の2種類のゴキブリに対する効果の比較

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///// 目的

マックスフォース製剤の2種類のゴキブリに対する効力を、基礎試験によって評価した。

 

///// 試験方法

直径24cmの円形プラスチック容器に、

(1)チャバネゴキブリ雌雄 各10頭 計20頭 

(2)ワモンゴキブリ雌雄 各5頭 計10頭

を放虫し試験を行った。

 

///// 結果

結果

 

///// 考察

// 「マックスフォース マグナム」はチャバネゴキブリに対してLT50値が0.2日と高い速効性を示した。ワモンゴキブリに対しては、LT50値が4.3日、<1.5日、3.1日とばらつきがみられた。

// 「マックスフォース ジェル K」はいずれのゴキブリに対しても、安定した効果が確認され、特にチャバネゴキブリには喫食量0.14gで高い効果を示した。総じて約5日程度で半数致死に達した。

// 「マックスフォース マグナム」は速効性に優れている一方、「マックスフォース ジェル K」はマグナムに比べ、効果発現にやや時間がかかるが、特にチャバネゴキブリに対する効果は優れている。

// 誤食防止容器入りの「マックスフォース(小型)G※2のワモンゴキブリへの効果が芳しくないことを鑑みると、誤食防止容器の入口、高さなど、容器の形状※3が効果に影響する可能性が示唆された。

※1 LT50:Median Lethal Time(半数致死時間)

※2 マックスフォース(小型)G:2020年現在販売終了

※3 マックスフォース マグナムで使用されているステーションは、マックスフォース(小型)Gのステーションと比して入口が広い設計です

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マックスフォース製剤の2種類のゴキブリに対する効果比較