年2回の草刈り予算を「除草管理」へシフト。エスプラネードライトフロアブルで道路維持管理の変革

 地域のインフラを支える株式会社晃栄様。幹線道路や生活道路の維持管理において、従来の「伸びたら刈る」という運用から、冬季の除草剤散布を軸とした管理手法へと大胆な転換を図っています。その背景にある課題や、緑地管理用除草剤「エスプラネードライトフロアブル」がもたらした効果について、詳しくご紹介します。

これまでの課題:
生い茂る雑草と、年2回の草刈りがもたらす限界

 道路の維持管理において、春から秋にかけて成長する雑草は大きな悩みの種です。特に交差点付近やカーブの多い路線では、生い茂った雑草が道路標識やカーブミラーを遮り、ドライバーの視界不良を引き起こす原因にもなります。

 しかし、人手不足や人件費の高騰が続くなか、年2回の一斉草刈りを行うだけでも予算的な負担は増し、作業員の安全性リスクも低くありません。「草が伸びきって危険な状態になってから刈る」という従来のサイクルでは、予算面でも安全面でも限界を迎えていました。



「そもそも生えさせない」への予算シフト

 そこで晃栄様が提案されているのが、「伸びた草を刈る」のではなく「草が生える前に抑える」という除草剤管理への転換です。

年2回の草刈りに充てていた予算を効率的な除草剤散布へとシフトしたことで、管理の質は劇的に向上。年1回の散布で長期間にわたって雑草の発生を抑え込めるため、年間を通じて道路の質と見通しが良い状態をキープできるようになります。結果として草刈りの回数を大幅に減らすことに成功し、限られた予算をこれまで以上の安全環境を維持するためのインフラ整備に回すという、コストパフォーマンスの最大化を実現しています。




なぜ冬季に散布するのか?
エスプラネードライトの強みと最適なタイミング

 今回の管理で中心的な役割を果たしているのが、これまでの剤よりも雑草スペクトラムが広く長い持続期間(土壌処理効果)を誇る土壌処理剤「エスプラネードライトフロアブル」です。あえて草が生えていない「冬季」に散布を行うことには、インフラ管理における明確なメリットがあります。

  • 先回りして発芽をブロック: 冬の間に土壌の表面に強固な処理層(薬剤の膜)を作っておくことで、春先に一斉に芽吹く雑草の種子が根を張るのを未然に防ぎます。
  • 周辺環境への安全配慮: 冬場は周囲の農作物や民家の植栽への飛散リスクが低く、作業時の安全確保がしやすいという利点もあります。

 この確かな薬剤選定と、「冬に散布して先手を打つ」という絶妙なタイミングの組み合わせこそが、夏場の美しい道路環境を支えています。また、夏場の作業を減らし、作業員の負担軽減にもつながります。

※エスプラネードライトフロアブル以外に、適宜デスティニーWDGや茎葉処理剤も散布しています。


エスプラネードライトの道路への散布3


2018年10月
(薬剤処理)
2019年8月
(2回目処理後約5カ月)

 

 

 

晃栄様の違い:
信頼を生む「毎年のフォローアップ」と
「行政へのアプローチ」

 この取り組みが大きな成果を上げている理由は、単に除草剤を散布するだけの施工に留まらない、パートナーとしての手厚いサポートにあります。

  • 変化に合わせた毎年のフォローアップ: 道路の環境や雑草の種類は毎年少しずつ変化します。シーズンごとに現場を徹底検証し、「今年はここの防除を強化する」「この区間は雑草が少ないので、薬剤の数を減らす」といった具体的な改善策を毎年発注者側にフィードバック。この継続的なフォローが、晃栄様の大きな信頼感に繋がっています。
  • 国交省や自治体への共同アプローチ: 予算縮小や人手不足に悩む国土交通省や各地方自治体(道路管理者)に対し、一歩踏み込んだ提案を実施。『エスプラネードライトフロアブル』の安全性データや施工実績を携え、新しいインフラ維持管理の手法として行政を巻き込んだアプローチを推進しています。






【株式会社晃栄 井上洋希様より】

 道路の除草では、毎年のように事故やケガ・熱中症が発生しています。また、人手不足もあり、受注・契約できない現場もあります。このような課題を解決する手段として除草剤の利用が最も有効であると考えています。エスプラネードライトフロアブルはNETIS登録もされ、かつ活用促進技術にも指定されているため、発注者および施工者も利用しやすいです。交通規制による誘導員の配置などの安全対策費や刈りカスの処分費のコストも減らすことができ、従来の草刈り除草との比較でコストを約1/31/2に削減できたと弊社が施工を行った担当者よりお声をいただいたときは感激しました。

 Envuの提案力、実証試験、サポート体制に大変助かっております。今後は全国の国道維持場面や自衛隊などにも普及させていきたいと考えております。